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GOOGLEアナリティクス分析の基礎~解析の初心者が押さえておきたいポイント~自社サイトの基本的なアクセス状況を把握する①

自社サイトはあるけれど

グーグルアナリティクスであまりデータで分析できていない方。

いまいち何をすればいのか分からない方。

これを読めば、ぐっ!と理解が深まります。

基礎が分かれば、集客UPに一歩近づきます。

もくじ

(気になるものをクリックすればリンクします)

●デバイス別のアクセスを把握する

男女比の確認

エリア別データの確認

ディレクトリ別のアクセスの把握

デバイス別のアクセスを把握する

1:概要の確認

▶概要の確認

さくっとデバイス別のアクセス状況を確認したい場合は

上記画像のとおり ユーザー⇒モバイル⇒概要 で確認できます。

画面右上の期間を変更すれば、見たい期間に変更できます。

▶PCだけ モバイルだけ タブレットだけで見たい場合は

モバイルだけのアクセス推移をぐグラフで確認したい場合

赤枠で囲んだ虫眼鏡にmobileを入力して検索すれば

mobileに絞られるので

モバイルだけの推移を確認できます。

 

同様にdesktop tabletについても推移を確認できます。

さくっと確認したい場合であれば以上で簡単に確認できます。

 

しかし

もっと詳細な分析をしたい場合があります。

たとえば

デバイス別に、直帰率はどのように推移しているのか

デバイス別に、平均セッション時間はどのように推移しているのか

▶デバイス別の平均セッション時間

指標がセッションだったものを

直帰率や平均セッション時間に変えればいいのですが

様々な指標を各デバイス分確認するのは結構手間です。

もし、そこまで深く分析したいのであれば

自分でレポートを作成して、ピボットテーブルで分析することをお勧めします。

そのやり方を少し説明します。

2:カスタムレポート作成

▶自分独自のレポート:カスタムレポート を作成する

グーグルアナリティクスはカスタムレポートを作成できます

カスタムレポートの作成は

カスタム⇒カスタムレポートで

新しいカスタムレポートをクリック

▶デバイス別アクセス推移のカスタムレポートを作成する

画像のとおり、①名前を入力します。

②種類はフラットテーブルを選択します。

③ディメンションと④指標を画像のとおりに入力します。

指標には、他に見たいものがあれば追加変更しても問題ありません。

保存ボタンを押せば、データを確認できます。

▶カスタムレポートのデータを確認する

設定した条件でデータが表示されます。

しかし現状では推移をみるための期間が短すぎるので、

期間をお好みの期間に伸ばします。

伸ばすと赤字で囲った総行数が増加しますので表示する件数も変更して、

すべてのデータが表示されるようにします。

▶見たいデータがすべて表示されている状態なので、データをダウンロードします

3:ピボットテーブルでデータ加工

▶ダウンロードしたデータをもとにピボットを組みます

ピボットの組み方は、別の記事で説明します。

やり方を知らない方であっても、この後どんなことが出来るのか

を知るために、先の内容を読んでいただければと思います。

▶デバイス別セッション推移を確認する

元データがすべてそろっている状況からピボットを組んでいるので

10秒もあれば、上記表とグラフが作成できます。

デバイス別のセッション推移です

▶デバイス別 ページ/セッション 推移を確認する

元データがすべてそろっている状況からピボットを組んでいるので

同様に10秒もあれば、上記表とグラフが作成できます。

デバイス別のセッション当たりの平均ページビューの推移です

▶デバイス別 離脱率 推移を確認する

元データがすべてそろっている状況からピボットを組んでいるので

やはり10秒もあれば、上記表とグラフが作成できます。

他の指標についても

あっという間に、表とグラフが作成できます。

ピボットの使い方を知らない方にとっては

カスタムレポートを作成したり

ピボットを組んだり

めんどくさい作業が多いように思われるかもしれませんが

一度やり方が分かれば

あらゆるパターンの表やグラフがあっという間に作成できます。

 

あっという間に作成できるのなら

いろいろなデータを確認しますよね

そうすれば

たくさんの気付きがあるかもしれません

ですので

すこし勉強は必要ですが

グーグルアナリティクスで自社サイトをしっかり分析したいのであれば

このあたりの知識は早く習得することをお勧めします。

男女比の確認

1:性別・年齢別アクセス状況の概要

▶サマリーの確認

グーグルアナリティクスで

性別や年齢別のデータを見るのは

ユーザー ユーザー属性 概要

で確認できます。ただし、初期状態ではデータを取得していないため、

データを取得する設定をして、その後取得したデータがもとになります。

▶コンバージョンに至ったユーザーとの比較

ここで赤字で囲ったセグメントを追加すると

コンバージョンに至ったユーザーとの比較ができるのでお勧めです。

サイトによっては、見ている人は25-34歳が多いのに、

コンバージョンに至っているのは45-54歳だったり

かい離が起きていることを発見できるかも知れません

2:データからの推測

▶そもそもこのデータは完璧な数字ではない

年齢と性別に関するデータについては

あくまで参考程度にとどめておくほうが無難です。

 

なぜならば、グーグルが

この人はこんなサイトを見ている、つまり男性だろう

とか

この人はこんなサイトを見ている、つまり25-34歳だろう

と、データを参考にして推測しているにすぎないからです。

 

普通に考えても、家にある1台のPCを夫婦で共有していた場合

そのアクセスは男性と判断される可能性もあるし

女性と判断される可能性もあります。

ただ、専門家の意見でも

グーグルアナリティクスの性別や年齢のデータは

大きく外していることはなさそうだとの意見もあります。

▶よりリアルな男女比を計算する方法

もし仮に、あなたの自社サイトが女性向けの商品を扱っていて

その割に男性の閲覧比率が非常に高かった場合、明らかにおかしなデータです。

その場合の真実の男女比を算出する方法をお伝えします。

ただし、あくまでこれも推測の域を出ないので、参考程度にとどめてください。

 

手順

①現在の男女それぞれのユーザー数と、コンバージョン数を抽出する

②それぞれの割合を計算する

③男性がコンバージョンしないと仮定すると、

男性のなかに女性が混じっていて、そのコンバージョン割合は

女性の割合と同じはず

なので、男性のコンバージョン数を

女性のコンバージョン割合で割ることで、男性の中に含まれている

実際は女性の数が算出される

④その数を女性の数に加算、男性の数より減算すればよりリアルな男女の数が分かる

 

6÷0.0138=434

女性 5,453+434=5,887

男性 651-434=217

女性の割合 5,887/(5,887+217)=96%

エリア別データの確認

1:エリア別アクセス状況の把握

▶概要の確認

グーグルアナリティクスで

エリア別のアクセス状況を確認したい場合は

ユーザー⇒地域⇒地域 で確認可能です

最初は国別で表示されているので 日本をクリックすれば 県別で確認できます

▶市区町村別のアクセス状況を見る場合

市区町村別で見たい場合は 県をクリックするのではなく

プライマリディメンションを 市区町村にすることで表示が変わります。

2:もっと深く分析したい方は

▶カスタムレポートの作成

深く分析する為に カスタムレポートの作成と 

ピボットテーブルでのデータ加工を説明していきます。

まず、カスタムレポートの作成は上記のとおり設定します。

▶各種データの抽出

その後、データをダウンロードしてピボットを組めば

記載の 県別セッションとコンバージョンの一覧表 

東京だけの 市区町村別 セッションとコンバージョンの一覧表

大阪だけの 市区町村別 直帰率一覧表

などの様々な指標のデータが

さくさくと確認できるようになります。

ディレクトリ別のアクセスの把握

1:概要の把握

▶概要の確認

サイトは図のように塊ごとにページデータが格納されています

ディレクトリをみれば

その塊ごとにデータを把握できます

▶各数値のチェック

ページビュー数上位5位はチェック

直帰率や離脱率が高いディレクトリもチェック

アクセスが多く直帰率が高いところは優先的に改善の余地ありです

2:もっと深く分析したい方は

▶コンバージョンに至ったユーザーとの比較

コンバージョンに至ったユーザーを追加

それぞれのユーザーのディレクトリごとのアクセスが出る

▶ピボットテーブルで分析

データダウンロードして

ピボットテーブルで表を作成

それぞれのユーザーのPV数と構成比を出す

そうすると何が分かるか

CVユーザがよく見ているディレクトリと、

すべてのユーザーがよく見ているディレクトリの違いが分かります

例えば あるディレクトリに関して 

すべてのユーザーでは5%なのにCVユーザは15%であれば

そのディレクトリはCVに関係が深いと考えられます。

 

じゃあそのディレクトリをたくさんの人に見せればCVが上がるのか?

その点については、必ずしもそうなるとは限りません

これについて、少し解説します

3:CV因果の向きについて

▶2つの結論が考えられる

あなたのサイトにおいて、ある事実が分かったとします。

【あるページAを見た】

【CVが高かった】

二つの事実よりあるページを見せれば

CVが上がるのか?

二つのパターンが考えられます

 

①CVするような人がAページを見ている

この場合

他の人にAページを見せてもCVは増えません

なぜならばCVするような人はAの記事が気になってみているだけで

Aを見せたからと言って他の人がCVするとはならないからです

 

②Aページを見ればCVしたくなる

この場合

他の人にAページを見せればCVは上がります

なぜならAページはCVしたくなる要素を含んでいるので

他の人が見ても同じように興味を抱くからです

 

以上より

【あるページAを見た】

【CVが高かった】

という事が分かったとしても

Aページの露出を上げたところで

CVが上がるとは限りません

①の場合は上がりませんが②の場合は上がる可能性があります。

ある書籍では①②の事を因果の向きという表現で説明をしていましたが

 

きちんと見極めたうえで対策を施す必要があります。

せっかくアクセス解析をしても、結論が間違っていたら

意味がありません。

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